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サラリーマンが余暇でゲームをつくる日記
by caliyan
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レベルアップの回数を制限したら

ストーリーを考えて練っていくうちに、当初の予定だった成長システムがどんどん使えなくなっていってしまいます…。これは元々シナリオ重視向きの成長システムでないのでやむを得なくはある。

普通のRPGは戦闘をして敵を倒して経験値を稼げば稼ぐほどレベルが上がってキャラが強くなる。なので敵を倒せるならバンバン倒したほうがよい。別の楽しみ方として、低レベルクリアを目指す人は余計なザコ敵は極力倒さずに、最小限のボス敵のみを知恵と根性で倒していく。私の考えている成長システムは、これの中間?のような考えかも。

ゲーム中に、敵1、敵2、敵3、…、敵10、そしてラスボスがいたとする。
敵は数字が大きいほど強く、また数字の大きい敵を倒せばその数字に比例して主人公もレベルアップして強くなるものとする。
普通のRPGなら、敵1から2,3、…と順に倒していくだろうし、やり込みの人ならラスボスだけを狙い、なるべく大きい数字の敵を倒さず最低限のレベルアップでクリアできるよう戦略を練ることになる。普通のRPGのプレイの場合だったら10回敵を倒して10回強くなれる。
(普通のRPGはレベルが99までとか一応制限はあるが、通常はクリアする段階でそこまで届くことはまずない)

私のゲームだと、レベルアップできる機会を(例えば)5回だけに制限しようと思う。そうすればどういう状況になるか?このシステムで最強になるためには6~10の敵を倒して5回強くなることだが、もちろん初期レベルのままで敵6を倒すなんてできないだろう。レベルアップの機会が5回しかないので、敵1を倒すよりも敵2、または3あたりを狙ってできるだけ大きい数字でレベルアップしたいはずである。しかし自分のレベルが低いままで数字が大きい敵を倒すのは、きついだろうし考えて工夫しなければならない。この状況は低レベルクリアに似てくる。自分の持っている魔法や敵との相性によって倒せる敵もいれば、かなりきつい敵も出てくるだろう。
前回の記事のキャラの魔法の制限などと組み合わせれば、5回レベルアップしたあとのキャラの強さやステータスはプレイヤーによって千差万別になってくれるのではないだろうか?と期待…。いや、なんとかそうなるように設計してプログラミングしていきたい。

なお、この限られた回数しかレベルアップできない一見不自然なシステムは、シナリオと連動させて違和感のないこじつけを一応考えてます。
by caliyan | 2006-02-23 00:29 | ゲーム設計
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